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旅するとき意外に役立つアートの知識を得るためのおすすめの本


私は大学で美学芸術学という就職にも実生活にもなんにも役に立たない学問を学んでたのですが、その関係でなんとなーくアートの知識を聞き齧り程度に持っていて、それは旅先で意外に役に立ちます。特にヨーロッパは、日本と比較にならないほど豊富な作品群を誇る美術館が道の両側に建ってたりするので、この宝の山を宝の山と認識できることはやっぱり幸福だと思います。

というわけで、私が大学時代に読み齧った本を中心に、おすすめをまとめておきます。
現代アートの哲学 (哲学教科書シリーズ)

現代アートの哲学 (哲学教科書シリーズ)

 
西村先生とは何度か研究室旅行で夜飲み明かした仲ですが、美学の研究室に入ったらとりあえず教科書として読む本です。デュシャンの泉ってなんでアートなの?みたいなことから始まって、現代アートにまつわる思想をほぼ網羅する、まさしく教科書です。実用書ではなく哲学の教科書なので、それなりに心して読む必要がありますが、テストに出るのはどこかとか考えず今再び読むとのめり込んじゃいますね。ちなみに西村先生は長澤まさみのファンでした。そんなことだけよく覚えている。
 
まなざしのレッスン〈1〉西洋伝統絵画 (Liberal arts)

まなざしのレッスン〈1〉西洋伝統絵画 (Liberal arts)

 

三浦先生の授業はいわゆる駒場時代の教養学部で受けてたのだけど、中世ヨーロッパの宗教画について延々と1年やるみたいな細かすぎて詳しすぎる専門課程の美術史の授業に比べて、本の題名のとおり、有名な作品を前にしたとき、まずどんなふうに見ればよいのかを解説してくれる、NHK教育みたいなわかりやすさでした。

 

新西洋美術史

新西洋美術史

 

同じく、美術史の授業は中世ヨーロッパの宗教画のさらにこの時代のこの国での出来事、とかを掘り下げまくるものだったので、全体を俯瞰するために結構いつも持ってました。図版が豊富なのでパラパラやるだけでアートの変遷がなんとなくわかって楽しいです。

 

改訂版 美術検定 1・2級 速習ブック

改訂版 美術検定 1・2級 速習ブック

 

これは最近買った本で、内容としては高校の世界史、日本史の知識プラスαぐらいですがアートの知識を高速でインストールすることができる結構楽しい本。

 

あとは関係ないけど私がけっこう好きなアートの楽しみ方があって、それを実践してる本たちです。

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地図をテーマにしたアート作品ばっかり集めた本。地図をベースにしたいろんな表現がカラーでいっぱい並んでて、まだ英文は1文字も読んでないけどおもしろい本です。

 

美少女の美術史 -浮世絵からポップカルチャー・現代美術にみる

美少女の美術史 -浮世絵からポップカルチャー・現代美術にみる"少女"のかたち

 

これも、たとえば「変身願望」ていうようなテーマごとに「美少女」が描かれた作品を浮世絵から村上隆からクリィミーマミから初音ミクまで横串で並べて楽しむ、という本。すごく楽しい。

 

私はというと、「とにかく水辺が描かれてるアート」が好きでして、見つけると欠かさずポストカードなど入手するようにしてます。コレクション的には浮世絵が結構多いのだけど、ぶっちぎりはやっぱこれですね。

古賀春江:海 (1929)

 

アート以外の趣味を究めるための本のまとめはこちらもどうぞ

tokyotravellergirl.hatenablog.com